日本株、中国株、FX、不動産、商品などすべての投資に関して言えることがあります。投資の世界で勝ち続けるには、自分の中でしっかりとした資金管理をする必要があります。資金管理を疎かにした人は、レバレッジが高い投資であればあるほど、退場せざるを得ない状況がやってきます。

反対に、この自分で決めた資金管理のルールさえ守っていれば、一時的な損失が重なっても投資の世界で生き残っていくことができます。小さな損失は投資の世界で生き残れますが、大きな損失は、一発で退場させられます。コツコツと貯めたお金を1回の投資で失ったときは精神的にも大きなダメージを受けます。

株価の下落、反対方向に向かうと人は恐怖心が高まってきます。「自分のルール」を守ることも忘れ、恐怖心が先行してきます。投資は、自分の感情をコントロールする修行の場みたいなものです。まずは、自分の投資資金に見合ったしっかりとしたルールを決めることが大切になります。2006年2月のライブドアショック、村上ファンド問題により、多くの一般投資家が株価の急落による恐怖感が更に恐怖を呼び、投売りをしていました。

私からすれば、ライブドアショックによる優良銘柄のナンピン買いをしましたよ。話が少し脱線しましたが、投資の世界で勝ち続けるには、しっかりとした資金管理をしましょう。では、資金管理とは、一取引にどれぐらい投資資金を出すことが妥当なのか、ということです。

具体的な例を挙げて紹介します。

100万円の投資資金に対して、2分の1の確率で50万円の利益があり、2分の1の確率で50万円の損失があるような投資は、投資ではなく、投機(ギャンブル)です。仮に50万円の損失で終わった場合、100万円の資金は50%ダウンの50万円に減ったことになります。

50万円になった資金で元の100万円に戻す場合、100%アップの利益を出す投資をしなければなりません。50%の損失を取り返すには、100%の利益を出す必要になります。2倍の運用成績を出す必要であるということにお気づきいただけるはずです。

次の例を見てみましょう。

100万円の投資資金に対して、2分の1の確率で3万円の利益があり、2分の1の確率で3万円の損失がある投資があったとします。仮に3万円の損失で終わった場合、100万円の資金は3%損失の97万円となります。これを元の100万円に戻す場合、約3.1%アップの利益で元に戻すことが出来ます。3%の損失に対して、3.1%の運用利益で元の資金に戻すことができます。次の表をご覧ください。

元本

損失率

残金

元金に戻す為の利益率

100

3%

97万円

3.1%

100

5%

95万円

5.3%

100

10%

90万円

11.1%

100

15%

85万円

17.6%

100

20%

80万円

25.0%

100

25%

75万円

33.3%

上の表をご覧いただければ、一回の投資の損失率が高ければ高いほど、元金を取り返すことが難しくなることがおわかり頂けたのではないでしょうか!損失率80%の場合、元金を取り戻す為の利益率が400%の運用成績が必要になります。ほぼ無理な世界になります。

3%の損失の場合、3.1%の利益で元通りということが現実的な話ではないでしょうか? このように、1回の売買の損失率が高ければ高いほど、その損失を取り戻すことがいかに難しいことかおわかり頂けましたか?

さらに、1回の売買の損失率を低く設定しておけば、その損失を取り戻すことが比較的容易になるだけでなく、平常心の状態で投資の世界を続けていくことが出来ます。自分の状況を悪くしないようにすることも投資の世界では大切なことになります。

投資とは、大きくリスクをとれば大きな損失を被る可能性もありますが、大きな利益を得る可能性もあります。自分の欲望を抑えて感情を入れず客観的な投資できる姿勢でい続けるには、自分が決めたルールを守ることがたいせつになります。

例に出した3%のリスクを取らなかった場合、3%相応の少ない利益ですが、大きな損失によりすべてを失うことよりコツコツした利益を重ねるほうが良いと考えております。



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